ホストファミリーとして韓国儀旺市からの女子中学生二名を受け入れました。娘を嫁がせたばかりで寂しさを感じていたこともあり、楽しみに待っておりました。 ホームステイ受け入れが近づくにつれフリーの日はどうしたら良いか夫と息子と私で話し合いました。 二人の子供達がどんな環境の所に住んでいるのか、できるだけ今までに経験したことのないようなことを経験して貰おうということにしました。 そして子ども達は日本にどんなイメージを抱いているのかを考えました。それには資料がとても不足していました。 娘がオーストラリアにホームステイしていた時は、『ホームステイは自分たちの計画で行動するのが目的だし、私はそうしたから、来る子ども達に決めさせたら。』と。ねらいは分るがフリーの日が二日目ということや中学生という年齢、日本を知って欲しいとの願いから子ども達の意思が分らないまま「はとバス・シティ東京アフタヌーン(韓国語の説明テープ付)」を予約しました。 当日はアクアラインの高速バスで一路浜松町へ。はとバスに乗り換えて東京タワー(展望)、国会議事堂(車窓)、皇居前(車窓)、浅草観音と仲見世(見物)と行動を共にしました。中学生という年齢だったことからか日本の首都東京の建物や雑踏、浅草での人々の様子やみやげ物にはほとんど関心を示さず、喜怒哀楽もあまりなく、言葉は通じず困りました。それでも英語の単語や身振り手振りで通じることもありました。帰りにデパートに寄りお弁当とケーキを選ばせました。その時はニッコリしながら嬉しそうでした。帰りにはケーキは自分たちで持つと動作で示し持ってくれました。 なるべく日本色をと考え、床の間の座敷に座卓・座布団・敷布団に夏毛布や夏掛布団、和菓子に日本茶、日本料理を心がけました。 食事の好みは日本の子どもと同じようにハムやソーセージ、グラタンやケーキ、焼肉など洋風な物が好きなようでした。 最終日の前日、アピタへみやげ物を買いに行きました。いろいろ見て歩く途中で手を引っ張られてアクセサリー売り場へ連れて行かれました。ネックレスとブレスレットを選んだので綺麗に包装して貰いプレゼントにしました。家へ帰って来ても開けないで袋を覗き込んではにこにこしていました。アピタでの甘えの動作や家での仕草は我が子のようで嬉しく心が熱くなりました。 また、最後の晩餐はお寿司屋さんにしました。いろいろな魚介類、しょうゆやわさびに最初は戸惑っていましたがお箸を進めるようにもなり笑顔も多くなりました。 五日間の交流はこちらで用意した韓国語の本、二人の子ども達が持って来た日本語の本を指差しながら、英単語を並べながら、時には動作で意思の疎通を図ったことは我が家にとっても貴重な体験でした。 直接には言葉は通じなくとも動作や顔色で意は通じることが実証できました。 私にとって隣国の韓国が一歩身近になりました。今度の海外旅行は韓国への思いも湧いています。この機会を与えていただきありがとうございました。 ホストファミリー 長谷川 智子
|